中学受験・塾

【2022年組】ウチの中学受験、失敗だったと思う5つのこと

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こんにちは、中学受験ブログを運営している
“し〜”(@x_shinov_x)です。

今日のブログは、2022年1月に中学受験を終えた
我が家の振り返りです。

第一志望校には合格をいただきましたが、
チャレンジ校だった灘中は、残念ながら不合格でした

小6兄は、その結果を真摯に受け止め
自分の糧としてすでに消化して
春から始まる中学生活にワクワクしています。
(遊んでばっかりですが(汗))

そんな、我が家が
今回、”初めての中学受験” を通じて
身に染みて
「失敗だったなぁと思うこと」
「もっとこうしたらよかったなぁ」
と痛感したことを5つまとめます。

これらは、ウチの小4弟(2024年組)に活かしますし、
あくまでも1家族の事例ですが、
もし皆さんにも、なにかのご参考になれば幸いです。

【1】もっとはやく、受験する可能性がある”すべての学校”を実際に訪問しておけばよかった

こんなの当たり前!と、お叱りを受けそうですが…
ウチの場合、
「忙しいからまた次の機会に行けばいいかな」
なんて、悠長に考えていました。

そのせいでウチは、6年生 12月の出願時に

「偏差値的には候補だけど、
この学校行ったことないからよくわからない…」
なんて、どうしようもない状況になってしまいました(汗)。
親の責任ですね…。

ちょっと言い訳すると…
子供が3年生、4年生だったときはまだコロナ渦”前”でした。

授業体験会、学校説明会、文化祭、入試説明会などなど、
学校現地で行われるイベントに

「チャレンジ校」「第1志望校」は何度か参加していましたが、
「第2志望校」や、確実に合格したい「お守り校」は
後回しになっていました。

しかし、コロナが蔓延して以降は、
現地で開催していたイベントが
「オンライン開催」になってしまったり、
参加者が「6年生限定」になったり、
人数制限があって
「先着順」「抽選」になったり…

実際に志望校の現地に訪問できる機会は
とても限られた状況になりました。

やっぱり、実際に訪問すると、
パンフや合同開催説明会だけでは感じられない
先生や生徒の雰囲気や、学校の設備の充実度、
自宅から学校までの通学路の治安や所用時間など、
子供の目と自分の目で見ると分かることが
多くあります

入試直前の出願の際や、
合格後に入学する学校を選ぶ際に、
とても重要な判断材料になります。

ですので、できれば低学年のうちからでも
気になる中学校には全部、
チャンスがあれば早め早めに
現地開催のイベントに参加されることをオススメします!

【2】6年生の秋以降、受験校の出題傾向対策を一通りやればよかった

次は、勉強の話です。

子供の学力は入試直前まで伸びます。

漫画「二月の勝者」でもあった言葉ですが、
一方で、

自分の子も伸びますが、
当然ながら周りの子も伸びます。

当たり前なんですが、
受験は絶対評価ではなく、相対評価の競争…。

これが、我が子の志望校選びを難しくします。

「チャレンジ校に最後まで挑んでよいのか」

「チャレンジ校 対策はほどほどにして、
 第一志望校の確実性を高めた方がいいのか」

偏差値が上の学校を目指ざすほど、出願ギリギリまで悩みます。
結果、出願する学校決定が遅れ、テスト対策も後手に回ってしまいます。

また、実際の入試で合否を分ける大きな要素として
「受験校の出題傾向に対応できるか」があります。

ウチの場合、クセの強いチャレンジ校「灘中」対策をするあまり、
偏差値では現実的な「東大寺学園」「西大和学園」の入試対策が
ほとんどできませんでした。

たとえ汎用的な公開模試で、よい合格判定が出たとしても、
実際のその学校のテスト(=出題傾向)と違う模試の判定は
ほとんど参考になりません。

偏差値が離れた「お守り校」であっても、
併願校を含むすべての出願校の過去問は、
少なくとも1年分は解いてみて、
早めに経験しておくことをオススメします。

6年生の秋ごろに過去問を解いても
おそらくまだ学力が足りず、合格最低点が
取れないかもしれません。

しかし、志望校の出題のクセ・パターンを知っておくと、
たとえば、国語は記述問題を多く書かせるとか、
理科は設問数が多くて時間勝負とか、
子供が受験までの残された時間でやるべき準備がクリアになります。

塾の先生にも密に相談を!

【3】子供がよくやるミスを本番までにつぶしきれなかった

受験生は小学6年生。
やっぱりまだ未熟な子供です。

大人では考えられないようなミスをしますし、
いつまでも繰り返します。
たとえ入試本番においても、です。

たとえばウチの子は算数でこんなミスをずっと繰り返していました…

・時間配分ミス&見直しの時間がとれない
・問題文の読み間違い
・解答条件の見落とし
・個数の数え間違い
・+1忘れ
・約分忘れ
・解答欄へ写し間違い
・作図ミス
・字が読みにくい→部分点もらえない

解き方がわかっているのに、ミスで正解に辿り着けず、
もったいない失点をテストで繰り返してしまいます。

これは子供の自覚次第で減らせます。
しかし、入試本番までトレーニングが足りませんでした。
(苦手対策に時間を取られすぎました;)

入試本番までにミスを少しでも減らせていたら…
我が家で今も悔やんでいるポイントです。

【4】必ず合格できそうな「お守り校」をあらかじめ出願するべきだった

中学受験で一番怖いことは「全落ち」です。

入試日程のなかで
「この学校はほぼ100%大丈夫」という学校、
たとえば「偏差値 -10」くらいの
「お守り校」にもあらかじめ出願しておくと、
入試期間中でも心に余裕が持てます。

ウチの場合は、12月の出願では
「志望校」のどこかには合格できるだろう
と楽観的な見通しで「お守り校」に出願しなかったんですが
これが甘かったです…。
入試期間中に一時「全落ち状態」になってしまいました。

結果、入試期間中に急遽、
全落ち回避のための出願&対策となり、
とてもドタバタしてしまいました。

ここは「親の失敗」です。
子供に申し訳ないことをしました。
(塾の先生にも怒られました;)

入試本番ではなにが起こるかわかりません。
チャレンジ校、第一志望、保険がわりの「お守り校」まで
盤石の出願をすればよかったと反省しています。

兄の今回はなんとか第一志望校に合格をいただけましたが、
次回の弟くんのときは、
偏差値別・難易度別にバランスのよい入試計画を
きちんと立てたいと思います。

【5】子供が自ら考えて行動する”当事者意識”を持たせるべきだった

中学受験では、子供に勉強に集中させるために、
生活から学習計画まで、
あらゆることを親が段取りしがちです。

タイトなスケジュールのなか、
子供は必死にそれらをこなして
食らいついていくのですが
子供は自分のアタマで考えなくなってしまいます。

 自分に今なぜそれが必要なのか。
 自分が次はなにをすべきなのか。
 自分の強みは?自分の弱みは?
 なんのために中学受験するのか。

まだまだ幼さが残る小学6年生に
それらを自覚することは酷かもしれませんが
中学受験は
子供を大きく大きく成長させてくれます。
親子の絆も深まります。

辛く厳しい中学受験生活なかで、
子供が自分なりに
将来の夢・目標に向かっていく過程として
中学受験を捉えてくれると
“自分事”として”当事者意識”を持って
勉強に向き合えて
結果、学力も伸びます。

ウチの場合はそうなったのが
11月を過ぎた頃だったんですよね。

もっと早くから子供に当事者意識が持てるように
親が導けていればと痛感しています。
(難しいことだとは思いますが…)

以上、
「ウチの中学受験、失敗だったと思う5つのこと」でした。

なにかのご参考になりましたら幸いです。


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