こんにちは、中学受験ブログを運営している “し~”(@x_shinov_x)です。
小6兄の志望校と、残り70日の過ごし方について、塾の先生との面談に行ってきました。面談時間は当初20分の予定でしたが、結果、40分ほどお付き合いいただきました。
面談前の我が家の思いとしては、小6兄のチャレンジ校は「灘中」、志望校は「東大寺」「西大和」です。
11月現在、小6兄の学力が伸び悩み、過去問でまったく点数がとれず、合否判定も下がり気味で、クラス順位はじりじり後退。心身ともにボロボロで、大スランプ中…。
しかし、これまでの経緯から、「志望校は下げられない」との気持ちです。小6兄は灘中受験を変えるつもりは全くないし、親としても、ここまできたら灘中にチャレンジさせてやりたい、突っ込むしか選択肢がない、と思っています。
なぜなら、灘の受験は傾向が特殊すぎて、いまから星光に変更したところで歯がたたないことが目に見えているからです。星光は灘より偏差値が低いから受かるだろう、というのは甘い考えで、「傾向と対策」をしっかりやっていなければ合格は得られません。
つまり、灘を受けるか、諦めるかの判断のデッドラインは、実質、小学5年の2月、いくら遅くても小学6年の4月なんですよね。もう戻れないところまで来ています。
灘中の入試はしばしば、「もう一度入試をやると合格者の半分が入れ替わる」と言われるのですが、本番当日に出題された問題と自分の相性が合うかどうかの”運要素” がかなり強いと言われています。
ですので、模試の合格判定で「C」や「D」が出ていても、もし自分の得意なジャンルの問題が本番当日に出て解答できれば、運良く合格することがあり得ます。
ところで、大手塾のビジネスに直結するのが「難関校 合格者人数」。仮に受験生が実力不足で合格確率が低くても、入試当日の“奇跡”にかけて灘中を入試する…
そんな受験生は、(あまり使いたくない言葉ですが)「特攻隊」なんて呼ばれることもあります。我が子を”特攻隊”にさせたい親はいません…。
さて、塾の先生の面談でのお言葉はいかに…
先生からいただいた言葉はこの3つ
もう一度基礎固めもやりましょう。実戦経験あるのみ。
やはり、今の苦しい時期を耐えて、やっていくしかないようです。
①は、残り少ない模試で分からなかった問題、間違った問題を何度も解き直し、自分のものにしていくということ。
②は、今、塾では、過去問を実際の試験時間より時間を短縮してチャレンジさせていて、より過酷な状態で問題に挑戦することで、スピードと正確さを鍛えているので、点数が取れないのは折込済み。厳しい状況でもめげない得点力とメンタルが求められます。
「学力は落ちない」は嬉しい言葉でした。あとは、最後まで難問についてこれるかという精神力が問われます。
③も子供には特に過酷なプレッシャーです。灘中の過去問をたくさんこなすことで、「初見」状態の問題をできるだけ減らして、解法の突破口を見つける時間を短くしていく取り組みです。
ただ、特殊な問題ばかりやっていると基礎力が鈍ってくるので、“総合問題集”も並行して行い、自らの”武器(=手持ちの解放パターン)”が錆びないようにしておきます。
親としては、塾の先生と一緒に残された時間を無駄なく過ごしたいと思います。
うーん、がんばるしかない!
11月は怒涛の模試ラッシュ。小学校の行事もあれこれありますが、塾の先生の言葉と我が子のやる気を信じて、なんとか乗り越えていきたいと思います。
今日はこんな感じです。
またお会いしましょうね。
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