幼児・小学低学年

【中学受験】「中学受験に適した住む場所」を幼児期から選ぶべき5つのポイント

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こんにちは、中学受験ブログを運営しているし~@x_shinov_x)です。

もしあなたが、「ウチの子にはいずれ中学受験をさせたい」と考えるなら、

お子さんが「幼稚園に通う前」「小学校に通う前」に、

自分たち家族が住む場所を「中学受験も意識」して選ばれると、のちのちとても大きなプラスがあります。

そこで今回は、「中学受験に適した住む場所」を選ぶ5つのポイントをまとめました。

ご参考になりましたら幸いです。

①教育熱心な「幼稚園」があるか

子供のアタマのよさは、生まれつきの遺伝的な「地頭の良さ」という面があることは否めません。

しかし、中学受験においては一要素に過ぎません。

中学受験に向いている子供は「計算が好き(嫌いじゃない)」「知的好奇心が旺盛」「負けず嫌い」との3つの性格が重要です。

この性格は生まれながらのものだけでなく、幼児期の環境と教育、
つまり幼稚園で培われるものです。

そうなると、“教育熱心” な幼稚園に通うかどうかで、のちのちの小学校と中学受験における”学習意識”に大きな影響があります。

子供の学習意識の基礎がつくられる
幼児期の貴重な3年間を過ごすのが「幼稚園」。

とても慎重に選びたいところです。

私は、中学受験を見据えたしっかりとした幼児教育をお子さんに与えたいと考えるのでしたら、
認定こども園ではなく、
保育園ではなく、
文部科学省が管轄して幼稚園教諭資格を有する先生がお世話してくれる
「幼稚園」に通うべきだと考えます。

幼稚園を選ぶときには、「家からの近さ」や「親の手間が少なくて済む」など、都合と事情で選びがちですが、お子さんの能力開発を第一優先に考えた幼稚園を選ばれることをオススメします

②「中学受験する子が多い小学校」の校区か

中学受験を考えるご家庭でも「小学校は公立」に通うケースがほとんどだと思います。

公立小学校の場合、住んでいる市区町村によってお子さんが通う小学校が一方的に指定されます。

「公立学校選択制」という制度を導入している地域もありますが、しかし、2014年の調査では全体の15%程度です。

つまり、「中学受験する子が多い小学校」の校区に、小学校入学前から、あらかじめ住んでおくことがベターです。

今の小学校はかなり荒れている学校が多く、子供が授業中に席につかない「学級破壊」を起こしている学校、いじめがある学校、ヤンキー予備軍が多い学校、モンスターペアレンツが多い学校、についての話をよく耳にします。

一方、「中学受験」の選択肢が当たり前に存在する小学校に行けば、中学受験する友達や同じ塾に通う友達がいたり、「勉強=ガリ勉」のように周りから好奇な目で見られることもなく、周りからのよい影響もあり、知的好奇心が自然に勉強に向かいます。

また、中学受験に慣れた学校であれば先生も、(中学受験へのサポートこそないですが)一定の理解を示してくれます。

中学受験時に小学校の担任先生が書く調査書提出があったりするので、先生に理解があることはかなり大切だったりします。

子供は友達の影響を非常に受けやすいので、小学校(校区)選びは非常に重要です。

実際、私の周りでも、「中学受験するためにこの校区に引っ越しました」とのケースを何度も聞いたことがあります。

③「中学受験対応塾」に通えるエリアか

中学受験する場合、普通の学習塾ではなく、中学受験に特化した「中学受験対応塾」に通うことになります

3〜4年生の2月に入塾して、通常、2〜3年間通います。

3〜4年生でも帰宅は平日なら21時を過ぎますし、6年生ともなれば22時を過ぎることも珍しくありません。

子供が1人で通えるか、親が送迎できるか、といった観点を意識して、住む場所を選ぶとよいです。

また、中学受験対応塾は大手から個人までさまざまな塾がありますが、どの塾を選ぶかはお子様の性格や学力、志望校によって変わります。できれば、複数の塾が展開しているエリアに住むことで、塾選びの選択肢も担保できると、のちのちさらに安心です。

④「中学受験進学塾の本部校」に通えるか

中学受験に向けて通塾して6年生を迎えると、模試、特別講習、志望校対策講習など、普段通っている塾ではなく、エリアの拠点としてターミナル駅前に構える

「本部校」に通うことになります。

これは、最難関校を目指す生徒がスカウトされて転籍したり、土日だけ通ったりということが出てきます。

本部校は支部校とは、授業も先生もレベルが違いますし、扱う教材や進行度が違うので、お子さんが優秀であるほど、本部校への通塾は高い可能性で起こります。

その本部校のある駅に通いやすい沿線に住んでいるかも、5・6年生において、のちのち重要になってきます。

中学受験の6年生は本当に時間がないので、本部校との行き帰りにかかる時間が長いほど勉強時間を削られてしまって不利です。

できれば、本部校にもアクセスしやすい場所に住むことをオススメします。

⑤ご両親のサポートを受けやすければさらにベター

中学受験の親になると、想像以上に大変です。過酷です。

子供の塾のプリントのコピー、整理、ファイリング、丸つけ、学校の対応…とにかく家事をする時間がありません。

加えて、下の子も当然放っておけないので、親はどんどん寝る時間を削られてしまいます。

しかし、もしあなたがご両親との関係が良好であれば、どんどん甘えてご両親にサポートしてもらえると大変助かりますし、その分、お子さんの勉強や心のケアをしてあげる時間が生まれて、お子さんの学力にも大いにプラスに影響します。

両親のサポートを得やすい場所にお住まいになることをオススメします。

まとめ

以上、「中学受験に適した住む場所」選びのポイントを5つ、ご紹介しました。

いかがでしたか。

「中学受験のために、子供が幼児のうちから住むとこを考えるなんて気が早い!」とお感じになった方も多いのではないかと思います。

これらは、私が実際に中学受験に際して強く痛感したポイントばかりで、「もっと事前に想定しておけば」と後悔しているポイントです。

今振り返ると、子供の幼稚園選びと、住む場所選びから、中学受験はスタートしていたのだなと断言できます。

ぜひ、ご参考になさってください。

またお会いしましょう!
 


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